令和3年度末、東京愛育園『金町学園』は、
             永春会『アレーズ秋桜』へ


                              東京愛育園施設長 濱崎 久美子

ごあいさつ


 1.令和3年度末、東京合育園『金町学園』は、永春会アレーズ秋桜
  東京都の施設整備補助金の交付が決定し、社会福祉法人永春会(本部は松戸市)が金町学園の事業を引き継いでくださり、福祉型障害児入所施設『アレーズ秋桜』として、東京都葛飾区水元2丁目に、令和4年2月1日(予定)、定員30名で、開設されることになりました。
 全体は、2階建ての建物となり、2階には聴覚障害児の生活場所『アレーズ秋桜』が、1階には生活介護の通所施設が入ります。建物の雰囲気は、周囲の住宅街と違和感のない景観として設計されております。
  年明けの着工を控えて、地域の方々への説明会も始まります。地域に開かれた施設として、役にたてる施設としての在り方を目指してまいります。
皆様のご助言やご支援をよろしくお願いいたします。

2.処遇改善への取り組み
 児童たちの生活支援を行う児童指導員が、より高い質の支援を行い、もって、職員の処遇も改善するために、『質の向上』、『労働環境・処遇の改善』等に取り組むことになりました。

分類1.資質の向上
 (1)研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動
分類2.労働環境・処遇の改善
 (1)ICT活用による支援内容や申し送り事項の共有、福祉職員の事務負担軽減、個々の利用者への支援履歴、児
    童発達支援性帰任者のシフト管理にかかる事務負担軽減、利用者情報の蓄積による利用者個々の特性に応
    じた支援提供による業務省力化
 (2)ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の福祉職員の気づきを踏まえた勤務環境
    や支援内容の改善
分類3.その他
 (1)障害を有する者でも働きやすい職場環境構築や勤務シフトの配慮
 (2)職員の増員による業務負担の軽減
 (3)他産業からの転職者や主婦層、中高年齢者等に特化した勤務シフトの配慮、短時間正規職員制度の検討

金町学園 沿革

              
昭和8年東京ろうあ技芸学園設立
昭和23年東京愛育苑と改称
児童福祉法に基づく施設認可を受け、墨田区寺島町に新園舎完成
昭和31年葛飾区金町に新築移転し、金町学園に改称 定員70名
昭和39年現在の葛飾区水元三丁目13番地8号に新築移転
昭和57年定員30名
昭和62年 大規模改修工事完了
平成16年 金町学園経営大改革


施設の概要

・児童福祉法第41条及び第43条の2、又は障害者自立支援法に基づいて、聴覚障害児を入園させて、通学及び自立するために必要な指導、支援を行う施設である

・入園は、都道府県の児童相談所、福祉事務所が家庭の状況、自立支援等を判断し、措置、又は、保護者と契約し、入園する

指導、支援の基本理念と目標

 園児の権利擁護を基本理念に、聴覚障害に対応し、ろう学校への通学及び将来、社会人としての自覚を持って行動し、自立した日常生活ができる人に育成する  

在園児童・データ

 ・担当児童相談所・福祉事務所 ・通学先
  北海道(1)、宮城県(1)、山形県(3)、栃木県(1)、千葉県(1)、東京都(2)
  神奈川県(4)、静岡県(1)、大阪府(1)、兵庫県(1)、福岡県(4)、大分県(1)

 ・平均在園年数 1年4か月

 ・最長在園年数 14年8か月(乳児院含)

 ・入所最少年齢 3歳

 ・平均児童年齢 15歳

 ・通学先
  東京都立葛飾ろう学校 9名  東京都立立川ろう学校 0名
  東京都立大塚ろう学校 1名  東京都立中央ろう学校 11名

 ・児童の高等部卒業後の進路希望
  大学進学(国公私立) 10名
  専攻科 専門学校 8名
  一般企業就職 3名

職員・児童指導員の資格、経験等

 教員免許(普通免許、ろう学校免許、特別支援学校免許)、社会福祉士
 社会福祉主事・児童指導員任用資格、手話通訳士・者、精神保健福祉士、介護福祉士等

 一般企業社員、プログラマー、手話通訳者、聴覚障害児相談員・指導員
 ろう学校教員、副校長・校長、大学進学塾講師、施設職員