聴覚障害中心の生活環境

写真  聴覚に障害のある子どもたちと大人が日常的な生活を営み、「自由な言語」で意見交換や議論をして、真の人と人とのぶつかり合いや生活の仕方を学び、自ら自分の生活を作り上げることにより、より強固な自立を促すことができ、このことは殊に重要です。
 そこで色々な資格を持って聴覚障害児を理解している指導の経験者、また子どもたちの生活に必要な分野を得意とする方等の職員採用に努め、安心、安定した中で、コミュニケーション力、人間関係、生活力、学力などが伸ばせる環境にしています。そして、これらは、通学する学校との連携を図り、更に確実なものになるようにしています。



心が充実するコミュニケーション環境

写真  学園の職員、特に直接児童と関わる児童指導員は、10名のうち6名が聴覚に障害があります。
 学園でのコミュニケーション手段は、聴覚・口話・手話のどれもを相手によって使い分け、自然な言語環境で安定した人間関係を作っています。




個々に対応した生活時程

写真  通学する都立ろう学校生活を基本に、各々の生活時程が作られます。登校時刻一つとっても、6時半から7時45分までの幅があり、休日の生活も通学校によって異なります。先ずは、各々がしなくてはならないことを計画的に行う、それができるよう、児童指導員が指導や支援をします。




基礎力を育てる生活指導

写真  小学校高学年から高校生にかけての心身共に最も多感で伸びる時期は、社会との接点が学習の機会になるが、生活指導上の課題も多く生じます。通学校との連携の下に、社会生活の基礎力としてルールを守る、善悪の判断等自分のものとできるよう、繰り返しの指導を重ねています。




生きる態度が身に着く学習指導

写真  すべて学力が元になって未来が開けます。希望の道に進むことが可能になり、生き甲斐のある一生に繋がります。
 学園では、障害に役立つことを含めて自学自習の態度を培うことを主眼に、自主学習システム「らくだメソッド」を採り入れ、数学・英語・国語の学習成果も上げています。各種検定の学習にも取り組んでいます。また、現在、欠くことのできない「情報」が学べる最新式の「パソコン教室」の整備ができ、順次指導しています。



内外の聴覚障害者が集い語り合う場 -金町学園

写真  聴覚障害のある方で、様々な資格を持って活躍している方、例えばふぐ調理の資格を持つ調理師、コンテストに挑んでいる理容師、アメリカからの高校の先生や生徒等が来園し、子ども達と触れあい、それぞれの腕を披露もらっています。具体的に自分の将来を変え、計画できる機会をつくっています。